機能性子宮出血
生理や、子宮筋腫、子宮がん、妊娠関連などの明らかな病気(器質的疾患)、婦人科でなくとも血液系の病気など以外の性器出血をいいます。
いいかえれば、大きな病気ではない、明らかな病気とまでいえない、子宮からの出血ということになります。
なんらかの女性ホルモンバランス異常が原因で、比較的、生理が始まったばかりの若年者や、閉経前などにおこりやすいといわれています。
もちろん、このような出血が起こった場合、悪いもの(がんなど)がないかの検査は必要となります。
まず機能性出血と診断されたとき、この出血が日常生活に問題がなければ様子観察となりますが、場合によっては貧血をおこしたり、まれですがショックをおこすくらいの出血があることもありますので、そのような場合は治療が必要となります。